福祉有償運送制度と「第5章福祉車両」とは?
NPO法人や地域の福祉団体が、高齢者や障がいのある方を送迎する際に活用されるのが「福祉有償運送制度」です。この制度を利用するには、道路運送法79条の許可が必要で「第5章福祉車両」と呼ばれる基準を満たした車両を用意し、運営協議会申請後、管轄の運輸支局に申請する必要があります。
この申請には、活動内容や運転者の講習受講状況、使用する車両の仕様が問われるため、制度に適合した車両選びが非常に重要です。スロープや手すり、固定装置などの装備を備えた車両であることが求められます。
介護タクシー・福祉タクシー開業をお考えの方へ
個人や法人が介護タクシー事業を始めるには、「一般乗用旅客自動車運送事業(道路運送法4条、福祉限定)」として国土交通省の許可を取得する必要があります。
この制度に対応した車両は、リフト付き・スロープ付きなどの車いす対応車両が中心となります。また、二種免許を持ったドライバーの配置が条件となるため、制度と現場の運用に詳しいサポート体制が欠かせません。
通院等乗降介助で使う車両とは?
訪問介護や通所介護の現場では、要介護者の通院や送迎時に「通院等乗降介助」のサービスが提供されます。この場合、職員自身が運転することが多く、軽自動車やコンパクトカーでの運用が一般的です。
こうした車両には、助手席回転シート、ステップ、手すりなど、乗り降りをサポートする装備が搭載されています。車両のナンバー区分(4ナンバー、8ナンバーなど)を正しく選ぶことで、税金面での大きな経費削減にもつながります。
介護・福祉現場に即したご提案が可能です
当社では、福祉制度や現場事情に詳しいスタッフが在籍しており、用途に応じた最適な車両をご提案しています。制度申請のアドバイスから車両選定、納車後のサポートまで一貫して対応可能です。
「どの制度に合った車両を選べばいいかわからない」「開業準備から相談したい」という方もお気軽にご相談ください。
関係者・事業者様の不安をなくすパートナーとして、現場目線でサポートいたします。
導入の流れ(初めての方へ)
お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームからご連絡ください。
ご希望の車種やご予算、使用目的などをヒアリングさせていただきます。
ヒアリング
専門スタッフがご利用者様の状況や施設の環境を詳しくお伺いし、
最適な車両をご提案いたします。
ご提案・ご契約
車両の写真・詳細・価格をもとにご提案いたします。
内容にご納得いただければご契約となります。
納車(全国対応)
整備・点検を済ませた車両を、全国陸送でどこへでもお届けいたします。
国土交通大臣認定の福祉有償運送運転者講習会を行なっております。
講習会の中で福祉車両を使った正しい使用方法のレクチャーも行なっております。
お気軽にご相談ください
福祉車両は、用途や制度によって選ぶポイントが大きく変わります。
「この使い方で制度は使える?」「事業での導入を考えているけれど、どの車両が合う?」など、はじめての方にもわかりやすくご説明いたします。
全国対応/南大阪での直接相談も可能です。
常駐整備士や制度に詳しい担当者が、導入・開業・運用までトータルでサポートします。